委員長 由井智樹

一週間にわたって掲載して参りましたもぎさい先輩体験談も、本日が最終回です。

ラストを飾るのは、我らが委員長、由井智樹(ゆいともき)さんです。

どうぞ!!

―――では早速、自己紹介をお願いします。

 

由井(以下 由) 東北大学法学部3年、模擬裁判実行委員会第69代委員長の由井智樹です。長野県立長野高校出身です。

 

―――ありがとうございます。では…

 

由 身長188cm、体重73kg。趣味はスポーツ観戦(野球・サッカー)、好きな漫画は名探偵コナンとのだめカンタービレ、得意教科は家庭科、好きな祝日は敬老の日です!

 

―――あ、ご丁寧にありがとうございます…笑

お顔は写真の通りで、身長体重からスタイルも相当いいことがお分かりいただけるかと思います。

趣味が合う方はぜひ入会後にお話ししてみてください(余談ですが、筆者もコナンファンです)。

 

 

―――…さて、本題に移りましょうか笑。

実行委員会の委員長ですから、当然由井さんがこの団体のトップとなるわけですが、リーダーの役割というのも組織によって様々だと思います。由井さんは具体的にどんな仕事をされているのですか?

 

 

 

由 委員長は団体の代表として全体をまとめる役職です。本番までは、全体ミーティングを取り仕切ったり、大学やOB・OGとのやり取りを行います。書類を作ったりする仕事が中心なので思ったより表には出ません。その代わり本番では思いっきり表に出ます。公演前に「委員長挨拶」というものがあり、そこで文字通り挨拶をします。これが一番の見せ場だと思っています。委員長に就いてからずっと緊張しています。

 

代表として名前と顔を使うので下手なことはできないなという思いは常につきまといます。ですがその分、もぎさいの評判を一番聞けるのも委員長なのでそういった意味ではやりがいがあります。

 

 

―――外とのやり取りがかなり多い役職なんですね。いつも団体内外のバランスを取りながら、ミーティングなどで辣腕を発揮する由井さんの姿は、多くの委員の目にとても頼もしく映っていることでしょう。

 

由 媚びてます?

 

―――とんでもない笑!

…さて、そんな名実ともにもぎさいの"顔"である由井さんですが、そもそもこの団体に入った理由は何だったのでしょう?

 

 

 

由 上級生に新歓のときに非常に良くしてもらったことが、この団体に興味を持ったきっかけでした。殆ど全員演劇経験無しで裁判劇を作り上げるというところにも魅力を感じました。せっかく大学に入ったしどうせなら何か新しいことをしたいなと思っていたところに、おあつらえ向きの団体があったので入りました。

 

 

 

 

―――実際に入会してよかったことや、自分の中で変化したことなどありますか?

 

 

由 まず知識が増えました。私は医者しかも産婦人科医の役をやったので、出産にとても詳しくなりました。もちろん法律についても多く学びました。前回の試験でも活きました。

 

次に同じ学部に知り合いができました。法学部生の大体1割はこの団体に所属していますから、模擬裁判をおさえれば法学部をおさえたも同然です。1年生全員がキャストとして同じ時期に活動するので幽霊部員みたいな人はおらず、そのため全員と結構仲良くなれます。シーン練習は1人でやるわけではありません。同じシーンに出演する人と一緒に練習をします。かなり話します。ですので同じシーンの人とは特に仲良くなれます。

 

更に大学の外にもたくさん知り合いができました。これは委員長になってからの話ですが、代表として色々な人に合うのでそういう意味で良い社会勉強になります。委員長以外にも外部の方とお会いする役職はたくさんあるのでそういった人たちも同じような経験をしていると思います。

 

 

―――そうですね、1つの目標に向けて多くの時間を共有した仲間が同学年だけで十数人もいるというのは、大学生活をおくる上で非常に心強いですよね。

また、おっしゃる通り学年が上がるにつれて裏方的な役割が増える一方、団体外の方とのかかわりも多くなります。私も2年生に上がってから社会人の方と接する機会が非常に多くなりました。

 

―――では話を変えて、ご自身のキャスト時代のことをお伺いします。

由井さんは第67回公演、つまり私たち現3年生がキャストだった年に主演を務められていましたね。その時に特に印象的なエピソードを教えてください。

 

 

 

由 私は主人公ということで、裁判シーンもそうでないシーンも多く経験しました。裁判シーンは検察や弁護士の方の質問が本格的だったので、本当に被告人になった気分を毎日毎日味わっていました。裁判シーンでないシーン(非法廷シーンと呼んでいます)では警察に逮捕されたり奥さんや同僚に泣き言を言ったりしました。共演者ととことん話し合ってシーンを作り上げていく過程が特に印象に残っています。

 

練習をしているとおもしろNGみたいなのも出てきます。刑事の出した逮捕状が逆さだったり、なかなか手錠がかからなかったり…。 

 

厳しい練習ではありましたが、総じてとても楽しく有意義な時間でした。

 

 

 

―――練習を重ねるにつれて、演技力や法律などの知識のみでなく、協調性とか場面を読む力など、色々な力亜が身につきますよね。

 

 

―――それでは最後に由井さんから、新入生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

 

 

由 誰でも大歓迎です!演劇経験も必要ありません!どっかの求人募集みたいですが本当です。模擬裁判実行委員会は1年生が主役となれる団体です。また、学年が上がるごとに模擬裁判との関わり方も変化していきます。1人1人がそれぞれのやり方で模擬裁判を作り上げていきます。毎年別の角度から関わることができるのです。こういったところも当団体の強みだと思っています。

 

新歓期はとても迷うと思います。私も迷いました。迷って迷って一番最後に入会届を提出しました。ぜひ、自分の目でいろんな団体を見て自分に合いそうな団体を見つけてみてください。そんな中で、模擬裁に魅力を感じていただければ幸いです。

 

 

 

―――ありがとうございました!

 

 

一週間にわたって更新して参りました"もぎさい先輩体験談”、いかがだったでしょうか?

もっと具体的な話が聞きたいというあなたは、是非公式TwitterのDMや質問箱(リンクはこちら)にお気軽に話しかけてみてください!

皆さんの入会を、委員一同心よりお待ちしております。 

 

 

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